
Youtubeに動画を投稿しました。
経営の考え方やマーケティングについてのお役立ち動画を毎日投稿しております!
是非御覧ください。
以下は動画の概要を記事風に説明したものです。詳細は是非動画をご覧ください。
はじめての決算書分析講座!在庫と比率から“会社の中身”が見えてくる
はじめに:決算書を「読める人」が経営を制する!
ズバリ言います。「決算書が読める人」は、ビジネスで一歩リードできます。
でも、「決算書って難しそう」「数字が苦手で…」という声も多いのが現実。今回の動画では、そんな方でもスルッと理解できるように、決算書の読み方、特に“安全性”に関する指標を中心に、やさしく、でも実践的に解説しています。
決算書には“2つの顔”がある?PLとBSの役割を整理しよう
PL(損益計算書)とは
損益計算書(PL)は、ざっくり言うと「1年間でどれだけ儲かったか」を示す成績表です。
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売上
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原価
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経費
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最終的な利益(純利益)
これらが整理されていて、「会社が成長しているのか?」を見る第一歩となります。
BS(貸借対照表)とは
一方、貸借対照表(BS)は「決算日のスナップショット」。会社がどれだけの財産を持ち、どこからお金を調達しているかが見える「財産目録」ですね。
左側:持っているもの(資産)
右側:調達元(借金、資本金など)
この二つを見比べることで、会社の“内臓”まで見えるようになります。
今回のケース:A社の成長と在庫問題に迫る
今回取り上げたのは、冷凍食品を扱う架空の「A社」。創業5年目を迎え、直近2年間の決算データがあるとのこと。
売上も利益も増加中で、ぱっと見は「順調」
確かに、2022年から2023年にかけて、売上も利益も伸びており、「成長企業だな」と思わせる数字です。
しかし!本当の姿は“比率”を見ないと分からない
「会社の安全性」を見る上で大事なのが「流動比率」と「当座比率」という2つの指標です。
流動比率とは?
流動資産 ÷ 流動負債 × 100
→ 一般的には100%以上が理想とされます。
A社の場合:
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2022年:133%
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2023年:147%
これは一見良い数字で、「お金回りが健全」と評価できます。
当座比率とは?
当座資産(=流動資産−棚卸資産) ÷ 流動負債 × 100
こちらはより厳しめの安全性を見る指標です。
A社の結果:
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2022年:67%
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2023年:65%
あれ…?こっちは下がってる?と気づいた方、鋭いです。
在庫が増えると、なぜ危険?
ここが今回の肝です。
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在庫が増える=キャッシュがモノに変わって“動かないお金”になる
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もしそれが売れ残りだったら…?→資金繰り悪化、信用低下につながる
つまり、会社の“お金の流れ”を考えると、在庫増加は必ずしもポジティブではないということです。
金融機関が「見る目」はココにある!
銀行や信用金庫は、融資判断の際に「比率」を見ています。特に当座比率が低く、在庫が積み上がっている会社は、
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売れ残りリスク
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投げ売りによる収益悪化リスク
を懸念されやすいのです。
決算書は“未来”を見るツールでもある
動画では、こうした分析を通じて、「決算書をどう読み、未来をどう判断するか」というところまで踏み込んで解説しています。
特に以下のような方には必見の内容です:
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経営者や起業家
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融資を検討している方
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財務に強くなりたいフリーランスや個人事業主
おわりに:在庫と比率を意識するだけで、経営の視野が広がる
決算書を読むのが難しく感じる方も、まずは「流動比率」「当座比率」「在庫の増減」だけでもチェックしてみてください。
それだけでも、会社の“現在地”が見えてきます。
動画では、具体的な数字とともに分かりやすく解説していますので、「数字が苦手…」という方でも安心して視聴できますよ!
🎥 動画はこちらから!
「決算書ってこうやって見るのか!」と目からウロコの内容が満載。数字アレルギーの方も大丈夫。ぜひ一度ご覧ください。
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